議員特権をなくし、市民参加で議会をおもしろくする

◎議員年金に代表される特権をなくす


国会議員の必要以上に豪華な議員会館が話題になりましたが、さらに議員特権の象徴として議員年金制度があります。議員年金の問題点は短い加入期間で受給資格が得られること(国会議員10年・地方議員12年)、公費負担率が高いこと、公的年金(国民、厚生)との同時加入が可能であるとともに、市町村議会、県議会、国会とそれぞれ別組織であるため、ダブル、トリプルで 税金の恩恵を受けられることです。生活者ネットワークは公的年金制度を充実させ、議員年金制度の廃止をめざします。

◎調査費の情報公開は当たり前!


政務調査費の使い方が問題になり、区議会議員が辞職するという事態も起こりましたが、生活者ネットワークは政務調査費の領収書の提出と公開はもちろん、市民との共同調査や政策立案での連携といった市民的活用に努めています。また、議員や市民が条例を提案する際のサポート機能として、首長部局からの独立性を担保した専門機関や議会事務局機能を設置し、行政情報の全面公開と議会での審議過程の公開をすすめます。

◎市民参加で議会をおもしろくする


大事なことは、地域の市民が決める時代です。市民の決定機関としての議会をつくるために、議員同士の自由討議、市民提案制度などを盛り込んだ議会基本条例の制定が急務です。「参加」と「情報公開」により議会をおもしろくし、市民に役立つ議会に変えていきます。