大栗川の源流域は今

2014年4月22日 00時09分 | カテゴリー: トピックス, 環境

 大栗川は八王子鑓水を源流域とし、多摩市を通り最終的に多摩川と合流します。源流域に大学や美容学校、ショッピング場ができるなど変化は著しく、源流の池が埋め立てられたのを知って、久しぶりに源流域を歩いてみることにしました。
 
絹の道資料館入り口の御殿橋で3つの支流が合流しますが、本流には全く水が流れていません。源流池はかつての面影が全くないことに驚きました。次に昔からの面影が残っているといわれる子の神谷戸を流れる源流のひとつに行ってみました。霊園の下に細い川が流れていますが、こんこんと水が湧き出る場所を発見し嬉しくなりました。可憐な春の植物を観察しながら歩き、絹の道資料館で休憩して道了堂へ行ってみましたが、タマノカンアオイがたくさんある自然豊かな「絹の道」の両側は大手鉄道会社の土地になっていて、今後どうなっていくのか心配です。ジュウニヒトエ、チゴユリ、キンラン、ホウチャクソウ、ヤブレガサなどたくさんの植物を見、キジの声を聴きノウサギにも出会うことができました。この自然豊かな大栗川の源流域を残す必要があると痛切に感じます。一度開発したら二度ともとには戻らないからです。
 
八王子市は源流を11本持ち、大栗川もそのひとつです。源流をもつ責任について真剣に考える必要があると感じ、今後も水質調査や水生生物調査を行っていきたいと思います。 (由木地区 槇和子)