裏高尾自然観察会

2015年5月31日 14時47分 | カテゴリー: トピックス, 環境

 最近、日影沢や小下沢に大きな網をもってチョウの採取をしている人が増え、その結果個体数が激減しているという声が寄せられ、実際に調査をしてみようと小下沢でチョウの観察会を5月18日に実施しました。

 「いかにチョウがいないか」を見る不自然観察会だと講師の方の弁。それでも、オナガアゲハ、ウスバアゲハ、クロアゲハ、ヒカゲチョウ、ミスジチョウ、カラスアゲハ、テングチョウ、イチモンジチョウ、アカボシゴマダラ、オオミスジ、アサギマダラに出会えました。しかし、一羽でふわふわ飛んでいる姿ばかりで、複数で群れる姿は見られず、陽だまりに何羽か集まっている光景も見ることはできませんでした。

 標本をつくることが目的の採取を明確に規制する法律や条例はないそうですが、このまま放っておいてはチョウがいなくなってしまう恐れがあります。日影沢でも大きな網を持ってチョウの採取をしている人を見たという声が多数寄せられています。

 今後もチョウの採取について実態調査をしていきたいと考えます。

<参加者からの感想>
高尾駅10時に集合し、バスで途中下車。小下沢から川に沿って林道を歩きました。
この観察会の目的はいかにチョウがいなくなっているかを見ることとのこと。
この日は10種類以上のチョウに出会いましたが、見かけたチョウは一羽で頼りなくカメラに収めようとすると消えていました。
花に群れている姿もみることは出来ませんでした。
このあたりでは業者がチョウを採取し、ネットでも販売しているとのことです。
帰り道大きな網をもって歩いている家族連れを見かけました。
個人の昆虫採集でも、とても大きな網なので、業者がこぞって採取したらほんとうにチョウがいなくなる!と実感しました。
いつかまた訪れたとき、自然のままに群れをなしているチョウ姿を確認したいと強く思いました。