行政による様々なサポートのしくみは充実しつつあるものの、緊急時や特殊な条件下での行政のサービスには限界があり、(この辺は実感のこもった体験を聞くことができました)様々な人と人のつながりによるセイフティーネットが同時に必要なのだと感じました。
そのためには人のネットワークづくりの拠点や情報支援などをきめ細かく行う必要があります。高齢者のデイサービスが中学校区に1つあるのが理想とされるように、子育て支援の拠点も歩いていける範囲にあるのが理想です。そして多様な年齢や立場の人の中で子どもを育てるのが自然な姿だと考えた時、やっぱり、小規模・多機能・地域密着の居場所づくりはこれからのまちづくりのキーワードになるのではないかと思いました。