様々な理由で家庭や施設にいられなくなった子どもたちがいつでも逃げ込める子どもの駆け込み寺、「カリヨン子どもの家」の運営にあたっている「NPOカリヨン子どもセンター」理事の前田信一さんの基調講演では、養護施設等での勤務を通じ、子どもたちの心の叫びを受け止めてきた経験から、病んでいる大人社会を何とかしなくてはいけないのではないか、というメッセージと共に、子どもの権利についてしっかり取り組んでいるのは生活者ネットワークだけ、ぜひ権利条例の実現をめざしてほしい、とエールを送っていただきました。
市議会議員の若尾きみえさんからは、東京都は政策の優先順位を変え、無駄なダム建設より若い世代が安心して子育てできる環境づくりにお金の使い道を転換するべきだと訴えました。
そして、都政担当で予定候補者の佐久間ひろ子さんからは、平和に対する思いと石原都政に対する疑問、そして一人一人の人権が守られる共生のまち東京をつくりたい、という訴えがありました。
また、政策ゼミに参加した若者からは政治を市民の手に取り戻そうと力強い応援メッセージもあり、2005年7月の東京都議会議員選挙に向けて、元気にスタートをきりました。