中でも注目したいのは廃プラスチックの資源化システムの見直しで、候補として挙げられているのは次の4案です。
①現行の埋立処理に回っている廃プラを焼却し、熱エネルギーを回収するサーマルリサイクル案
②容器包装プラ全般を容器リサイクル法のルート、非容器包装プラについては独自のルートで最大限マテリアルリサイクル(使用済みのプラスチックを溶かすなどして、もう一度プラスチック製品に再生)するマテリアルリサイクル案
③容器包装プラについては、容器リサイクル法によってマテリアルリサイクルを行い、非容器包装プラについては焼却処理し、熱エネルギー回収するマテリアル・サーマル併用案
④容器包装プラについては、容器リサイクル法によってマテリアルリサイクルを行い、非容器包装プラについてはケミカルリサイクルでガス等の回収するマテリアル・ケミカル併用案
市の進めようとしているのは③の案ですが、プラスチックを燃やすことの環境への影響に対する検証が不十分なまま、方針を転換することは問題です。
まずは発生抑制が一番大事で、その目標数値を定めることが必要ではないでしょうか。ぜひパブリックコメントに意見を出しましょう!