川辺の調査

北浅川でカジカやホトケドジョウを発見

8月1日、木々の緑がさわやかな風を運んでくれる上恩方の北浅川上流にて、大人と子ども総勢46名がにぎやかに生き物調査を行ないました。

昨年同様、西南部環境市民会議の皆さんに講師役を引き受けていただきました。生き物に関するお話しだけでなく、簡単な道具を使った川の流速の測定や実験を交えた水質保全のお話しなど、子どもたちが体感しながら学べる仕掛けが準備されていて、夏休みの自由研究になりそうな調査活動ができました。

ヘビトンボ、カワゲラ、ヒラタカゲロウ、コオニヤンマをはじめとして、カジカ、ホトケドジョウ、サワガニ、カワニナなど清流にすむ生き物たちと出会うことができました。

終了後、生き物を川に戻したのですが、カジカをはじめて見る子どもたちはじっと見つめたり、水槽に手を入れて触ってみたりと、とても名残り惜しそうでした。知識としてあるだけではない、直接生き物に触れ合う貴重な体験だったと思います。

生活者ネットワークでは、このような川の生態系がどこの川でも取り戻せるよう、今後も調査活動をすすめ、行政に提案していきます。