駐輪場に回数券や家族割引制度を!
以前から要望してきた駐輪場のワンコイン(100円)化については、実施に向けて駐輪場を管理運営する「自転車駐車場整備センター」(以下整備センター)と積極的に協議していくと回答。
回数券や家族割引の導入については、整備センターが料金を建設費の償還や管理運営費用に充てているため、まずはワンコイン化への移行後、様子を見ながらとの回答でした。しかし、3月議会に提出された包括外部監査報告で、整備センターは剰余金や補修積立金を累積していることが明らかに。運営状況から見て値下げは可能とも指摘されています。
整備センターは国土交通省系列の財団で、市が提供した土地に駐輪場を建設し運営、建設にかかった借入金の返済が終了した時点で駐輪場は市に無償譲渡されることになっていますが、一度も譲渡されたことはありません。市は、料金体系の見直しを強く求めるとともに、整備センターありきの政策を見直すべきです。
清流条例・地下水保全条例を
制定は考えていないが「水循環計画」を策定、計画に基づいた生き物調査・水辺の調査を実施すること、また、「みどりの基本計画」の生物多様性を踏まえた取り組みとして河川の自然環境保護をすすめること等が示されました。
自然エネルギー普及
太陽光発電や太陽熱温水器の設置補助金制度をつくる提案については、モニター事業として予算化されました。再生可能エネルギーの普及拡大につながるよう、今後の動きに注目していきます。
地域包括支援センター
市のバックアップ体制確保と人材確保のための委託費が増額されました。
貧困問題への取り組み
生活保護の相談体制や自立支援の充実のために、ケースワーカーには専門性のある正規職員を採用し、更なる増員を求めたところ、地区ケースワーカーを増員、経験豊富な専門幹の配置や、生活保護自立支援担当主幹を配置するとの回答でした。
みんなの声で実現できたこと
学校給食への地場野菜の導入拡大、農産物直売所マップの発行、非営利団体の高齢者向け配食サービスに対する活動費支援の継続など沢山あります。
八王子・生活者ネットワークでは、市民の声を政策に反映させるため、「ひとこと提案」を募っています。八王子を暮らしやすいまちにするために、ご意見・ご提案をお寄せください。