知る―話す―考える 「政治カフェ」開催しています
家でニュースを見たり、新聞を読んだりしていると、「どういうことだ!」って思うことありませんか?
政治カフェの始まりは、「沖縄の気持ちに逆らって、国が一方的に辺野古に新基地をつくることを決めた問題。沖縄で起きていることを他人事にしないで、自分の問題として考えていかないと!」ということでした。
そのために、まず知る。話を聞いたり沖縄関係の本をみんなで読む。そして集まって話し合う、会を重ねることで課題は広がっています。
毎回、ネットメンバーの島袋さん(沖縄出身)にレポートしていただき、進めています。現実に起っている事象の背景にある歴史、社会の構造、政治、世界の現実へと広がります。
家で一人でニュースを見ていると、素通りしたり勝手な解釈で済ませたりです。
現在は15人くらいの集りですが、その中で喧々諤々の話し合いで「そうか!」って思うことが多々あります。
7月14日、6回目の政治カフェでは「それでも日本人は戦争を選んだ」加藤陽子著
(朝日出版)島袋さんにレポートしていただき、話し合いました。
●戦争は「被害者」の形で語られることが多いが、日本がした残虐な行為を知らないと世界から日本がどのようにみられているのかを見過ごすことになるだろう。
●遠い国で日本は戦争に加担しているのが現実だが、見えないし平和だと感違いしている。
これからの戦争はいままで日本が経験してきた戦争の形ではない。世界がどのように動いているのか、工夫してアンテナを張らないといけないだろう。
●世界の中で「大国」になるという主張がまかり通るが、どのような国にしていくのか、
ひとりひとりが過去の人々の主張を知るなどを肥やしにして考えたい。
などなどいろいろな意見がでました。
侵略の歴史をなかったことにしようとする勢力もある現在、一人一人が歴史を知ること、集まって話し合い、共有することが力になると感じています。
いままでに参考とした本を抜粋すると以下です。
① 沖縄の米軍基地 高橋哲哉 集英社新書
② 日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか 矢部宏治 集英社インターナショナル
③ 本当の戦争の話をしよう 伊勢崎賢治 朝日出版社
④ それでも日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子 朝日出版社
次回は10月6日(木)13時から めじろ台駅前の喫茶店 アンにて
参考の本 孫埼 享著 「21世紀の戦争と平和」 徳間書店
本については読めたらでいいので、ぜひ参加してみてください。
また、この様な会を自宅の近くで開きたいと思われたら連絡ください。相談しましょう。
高尾地区 堀江 俊子