5・3憲法集会に5万5千人!

「いいね!日本国憲法」5・3憲法集会は5万5千人を集め、東京臨海防災公園(晴海)で行われました。八王子・生活者ネットワークの平和人権部会からは榎本さんと私が参加しました。
12:00 沖縄のミュージシャン・ユキヒロが力強く「HEIWAの鐘」などを歌うプレ・コンサートで始まりました。
この集会で私に強く印象づけたのは、トークの一番手ピーコさんです。フアッション評論家・シャンソン歌手として紹介されたピーコさんは、テレビ出演時の「軽口の」イメージのとはちがい、少し言葉につまりながら、自民党の憲法草案に対する危機意識から憲法の解説本を書いたことを話しました。芸能界でも現在の自民党に対する不安感が高まっていることを感じさせる話でした。

もう一つ強く印象づけられたのは、辺野古新基地建設反対運動のリーダー山城博治さんです。山城さんは、150日余の拘留から解放されてあまり日が経っていないにもかかわらず活力ある話です。現地の闘いを踏まえているだけに力強さは圧倒するものがあります。山城さんが強く訴えたのは、辺野古の闘いと共に、共謀罪の成立阻止です。市民運動を困難に陥れ、圧殺する共謀罪に対する危機意識は現地で闘っている人々に迫ってくるものとして受け止められています。

ピーコ、山城博治以外の8人のトークと立憲野党からの発言があり、それぞれ安倍政権の強引な政治と憲法改悪の意図に対する危機意識を強調し、また日本国憲法の理念の重要性を訴えました。
昨年の憲法集会の3万5千人を上回る集まりは、参加者の危機意識の高まり、日本国憲法の理念を受け継ぐ決意を示すものです。
5.3憲法集会は必ずや参加者の今後の活力になると感じました。

                           (平和人権部会 島袋善弘)