教えて山田センセー!@Zoom 10/9(土)開催しました

24人の参加がありました。多くの人が、新型コロナ感染症やワクチン接種、マスク着用について、モヤモヤしているのだなぁと実感しました。

山田真先生(左) きだあや(右)

 

まずは山田先生から、ワクチンはメリットデメリットを考え、個人で選ぶべきだという立場であること、例えばはしかや破傷風など、単独ワクチン接種に対応している数少ない医師となってしまっていること等々、これまでの経験や新型コロナの現状を総論としてお話し頂きました。

 

<みなさんからの質問と山田先生の回答>

● 獲得免疫と自然免疫について
● 抗体について
(回答)
免疫には自然免疫と獲得免疫がある。自然免疫はウィルスや細菌などが体内に入ってきた時に白血球(リンパ球、マクロファージ、顆粒球)などがその場にかけつけてやっつける反応。
自然免疫をのりこえて入り込んだウィルスや細菌に対して抗体を作り、その抗体がウィルスや細菌をやっつけるのが獲得免疫。
以前は、自然免疫の課している役割が過小評価されていた。近年、自然免疫の力が大きいことが見直され、また、自然免疫に関わる細胞が獲得免疫に関わる細胞に情報を与える働きをしていることもわかった。
自然免疫によって、病気やケガが治ることを自然治癒と呼んでいる。自然治癒の力が近年見直されたわけで、例えば、ケガの治療法は大きく変わった。
消毒、ガーゼの古い治療はすたれて、傷口は水道水で洗い流し、あとは、″乾かさない絆創膏″をはっておくだけという湿潤療法に変わってきた。
新型コロナの場合、アルコールで手指の消毒がされているが、アルコールは常在菌を減らしてしまうというマイナスがあり、水と石けんで洗い流す方がよい。
外出しないで家にこもり、からだを動かさないと免疫力が落ちる。

● 3回目のワクチン接種が不安
(回答)
ワクチンの回数については、コロナ以外のワクチンについても根拠があるようで無い。
三種混合ワクチンは全部で3回接種すれば抗体ができることを大阪の小児科医が調べてわかったが、4回接種することになっていた。
新型コロナワクチンも、2回接種した人の中で感染者が出たから3回目を打つというが、3回でいいのかどうか根拠がない。今後、3~4ヶ月ごとに接種しなければならなくなっていくのでは?
インフルエンザワクチンを早い時期に接種する人がいるが、効果があるのは4ヶ月間ほど。早く打つと、流行している時期に効果がなくなっていて感染するということが起きている。インフルエンザワクチンも感染しないではなく、重症化しないとうたっている。

● 持病と、ワクチン・副作用のリスク、どちらも心配
(回答)
新型コロナワクチンについて情報が少なく、具体的なマニュアルもない。
日本での調査研究がされておらず、公的なデータが少ない。そのため、持病があって接種するかしないかの相談を受けた医師が、それぞれの医師がそれぞれの見解で答えている状況。
新型コロナワクチン接種後死亡した人数は報告されているもので1000件を超えているが、検討委員会で検討されたことなど報道がほとんどされない。
持病との関係ははっきりしておらず、このような状態では、相談を受けてもまともな判断ができず答えられない。アナフィラキシーは若い人の方が多い。
感染するリスクよりワクチンを接種するリスクの方が大きいのではないかと思っている。

● 解熱剤の使用について
(回答)
なんとも言えないが、薬で下げる必要はないのでは?と思う。我慢できるならなるべく使わないで良いのではと思っている。

● マスク着用について
(回答)
子どものマスク着用については、苦しいからしたくない子どもに対して強要しないこと。ある程度、距離が取れれば問題ない。
しかし、学校からの報告が出ていないので安心できるデータがない。

● 感染症拡大・収束の現象
(回答)
ウイルスは2年くらいでピークアウト(収まる)のは普通のこと。
ワクチンの日本でのデータを取らず、外国のデータを鵜呑みにしている。しかも、ワクチン会社のデータである。それは信用できるものなのか?
外国のものに頼っていると、国内での研究者がいなくなる。新型コロナウイルスで分かったことは、感染症の研究者がいないこと。何かあった時に備えていなかった。危機管理に税金を使っていないことが明らかになった。国公立病院の独立行政法人化問題に通じる。

 

<頂いたアンケートから>

「山田先生のお話がとても冷静で、安心感満載でした。」

「必要か必要でないかをきちんと判断されている先生の姿勢に感激しました。」

「今回の新型コロナワクチンだけでなく、あらゆるワクチンは異物を体に入れることで自己免疫疾患を増やしているというお話が印象に残った。」

「コロナワクチンの副作用に関して公的な機関が調査したことがない、調査する予定もない。コロナワクチンの副反応のデータはワクチン会社が作ったものしかない、ワクチンを打って死んだとしても因果関係は認められない。多岐にわたる話が聞けて興味深かった。」

 

<私たちの感想>

マスクをするしない、ワクチンを打つ打たない等で、社会や家庭でのもめ事が起こらないような社会、自分の体のことは自分で考え自分で決められる社会を目指したい、と改めて思いました。
山田先生、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。