国際化によって外国人の受け入れが年々増加していますが、受け入れる側の成熟度はというと、石原都知事の三国人発言に見られるようにまだまだ差別的な扱いをしているのが現状です。外国人をとりまく3つの壁、言葉の壁・経済の壁・こころの壁の存在は、多文化共生ではなく多文化衝突を招いている、と徳田さん。しかし、壁(困難)があっても相談相手がいるのといないのでは大違いです。
アジア青年会は20年前から自転車のリサイクルにはじまり、アルバイト探しやアパート探しなど困難な問題を抱える外国人の生活支援を行なっています。
現在、外国人の会員50名、日本人20名計70名の大所帯になっていますが、やりたい人がやりたい時に集まる緩やかな連携で、生活支援の他にも、英会話教室や外国人のための日本語教室の開催、スポーツなどの楽しいイベントを通しての交流活動をすすめていらっしゃいます。
人と人のつながりをつくることの重要性を認識し、地域で着実に活動をすすめている皆さんの力はすごい!と感じました。